DIYで節約 ― 2016年07月05日 21:34
ハンガーでは「節約型本棚」のDIY製作が完了。総費用1万円かかってない。材料は24㎜合板とオイルステインとスレッド少々、L字金具だけ。
手持ちラジコンキットを整理。
こんなお宝もあります。小職が小5(11歳)の頃に作っていたキットをヤフオクでゲットしました(工藤プロダクト 「アトラスジュニア号」)。65歳で弁護士を引退したときに作ろうと目論んでいます。
オーストラリアのキットから製作 「AOP-9」
サイトー91搭載「T6」
シャチョーはお疲れです。
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電子工作で幸福感を味わう
コトの発端は地元ケーブルTVのネット回線不調。文句を言っても改善しない。やめてやる、と言ったら「TVが見られなくなりますよ」みたいなことを家人が言われたらしく。
いや、それはないだろ。地デジはスカイツリー送信になったから、なんとかすれば、ナントカなる。はず。
ところが、今度は地元ホームセンターでアンテナ架設の見積もりをとったら6万くらいかかるよ、みたいなことを家人が言う。
そりゃないだろ、強電界地区でスカイツリーほぼ見通しなんだから、ブースタかませばいいだろ。ところがそのブースタも市販品は1万円する、とか。ここで小職はキレました。
上級資格の2アマを舐めんなよっ!!!!!
(微積と複素数計算はワカランが・・・)
・・・ということで自作することにした。で、お出ましはこの本。
電子デバイスを準備。
生基板カット。事務所の執務机の上でやってます(笑)。
バンドソウでランド製作。事務所の執務室の隣に工作室があります(笑)
瞬着でランド基板製作。顧問先の電話相談に応対しながら作業(笑)。
フラックス塗る。
LCRはひとつひとつ秋月LCRメータで容量チェック。
インダクタンスも計測。
14歳(中2)の頃、夢見たこと・・・。
ジャンクでない正規品の電子デバイスを買って、その上ひとつひとつを測定器で計測して、素子がダイジョブなことを確認しながら作っていく・・・。その夢が今、かないました。なんてシアワセなんだろ、オレ。
↓インダクタは≒10マイクロ・ヘンリーを表示してます。
ハンダ付け。この爪楊枝の先の十字型4本足デバイス「MAR8-ASM」がスグレモノ。
サトー電気で400円ナリ。表面実装パーツなので本体直径わずか2㎜ほど、ハンダ付けがほぼ限界の細かさ、ちと苦労しました。老眼だし。レンズ付き作業台でICの足を拡大しながら作業してナントカうまくいった。
こういう自分の技量を試される系の作業は、ファイトが湧きますね。
↓コレです。1Ghzで25dBのゲインは立派。地デジの550Mhz当たりだと30dB弱くらいは取れているのでは、なかろうか・・・。
バラックのままTV同軸ケーブルの間にハンダ付けして仮接続してみる。当然、TVは問題なく映るようになりましたよ。オレがやってんだから。アンテナは同軸の芯線と網線を両側15㎝ほどT字型に広げた簡易版1/2λ DP(550Mhzの波長に合わせた)で十分。外部アンテナ不要!
製作総費用800円くらい(工具、測定器除く)。述べ2時間の作業。これでまた6万円、浮いた。メデタシ。
実験的週休3日 ― 2016年07月07日 11:47
実験的に「週休3日」を試している。
月金の5日間でやるべき弁護士の仕事を、月木の4日間に圧縮して詰め込み、処理する。で、木曜の夜に自宅を出て、ハンガーへ。
ハンガーでは金土日の3連チャンで、バイク整備と大工仕事、現在はハンガーハウスの天井裏断熱材を施工中。
・・・これはカナリ疲れる。月曜日の朝、グダっとしてしまう。しかしもっとフィジカルを鍛えて、この生活に慣れればなんとかなりそうな気もする。
チェーンブロックを移動し、、、
MD30のフロントを吊り上げ、、、
キャリパーをバラして洗浄し、、、
ピストンプライヤでピストンを揉み出し、、、
クリーンナップ、、、段差なし、サビなし、耐水ペーパー磨き不要・・・
組み付け。Fタイヤ&チューブ、リムバンドも交換、、、
タワーに昇って天井裏の2*4材桁間を採寸後、スタイロパネルをカットし、、、
アルミ遮熱材を貼り付けたパネルを多数作って、、、
パネル固定木材を事前に仕込み作業して、、、
次々にパネル固定材を上げてスレッド打ちしては、パネルを上げていく、、、
天井裏はこんな感じ。キョーレツに熱い。玉の汗がしたたり落ちる、、、
M田師匠の羽布張りを見学し、、、
この夏の25B水平尾翼OH作業で使う羽布を購入し、、、
松つあんがフライス盤を使うというので見学し、、、
そのような日々・・・。
「週休3日」というよりは「月月火水木金金」、1週間休みなし状態。
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7月6日発売の「デイトナ」という雑誌のガレージ特集に当ハンガーが掲載されました。お暇な方は本屋さんへドーゾ。
「雑誌の取材、受けてくれないかな?、ウチの商品、宣伝してよ」というガレージ屋さんのシャチョーからの依頼なので、断れません。
↓この会社です。お手頃なガレージキットですよ。
展開に納得がいかない。 ― 2016年07月25日 22:02
過日、小職のラジコンヒコーキの師匠である「N村ラジコン親父」さんの工房を訪問し、グラス張りの見学に行ってきました。
この道55年?凄まじいばかりの作品群であります。
ワコー・クラシックですかね。友人からの依頼でレストア中のようです。
今回は師匠の匠の技、「グラス張り」を見学して参りました。こういうのは機会を逃してはなりません。いつか必ず役に立ちます。
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朝日新聞 朝の連載ボクシング小説「春に散る」
翔吾、世界ランカー6位の大塚選手のスピードに全くついて行けない。
スピードは筋肉の瞬発力だから、これは天性のもの。そこで劣る、というのはキツイ話だ。努力ではどうもならん。
ついにダウンをもらってしまった。
次郎さん直伝、インサイドアッパーを大塚選手に見破られて。
そりゃそうだ。
スパーリングで翔吾からそれをもらって倒されたのが、今回の同門対決のモチベーションなんだから。大塚選手の。
大塚は、あれが来たら、こうやるって、周到に用意してるんだから。スエイでかわされてカウンターの右ストレート。
・・・で、翔吾あえなくダウン。
しかし、だ。
この展開、翔吾なら、とっくのとうに読んでいるだろう。このスピード王、世界ランカー、大塚相手に、スパーリングのときと同じインサイドアッパーが、2度、通じるはずはないと。
しかも、翔吾は山越との実戦、OPBFノンタイトル戦でこのアッパーを繰り出し、山越をKOしているのである。大塚にしてみれば種明かしをしてもらってラッキー、というところだ。大塚がその試合のビデオを取り寄せ、何十回となく繰り返し見てイメトレをしていないはずがない。
「あのスパーリングの時、オレが食らって倒されたアッパーはこれかっ!!!」
ということは、ここで大塚にインサイドアッパーを対応されて、逆にカウンターのストレートをもらうことも、そうであれば、悪ければダウンすることも、翔吾には計算済み、だ。次の展開の伏線にむけて。
さすがに大塚選手、そこまでは読んでいて、無理に距離を詰めない。翔吾の背後に4人の手練れのトレーナーが不気味に存在していることを、嗅ぎつけて、大いに警戒している。まだ何か、隠し持っているのでは???
しかしここに大塚の落とし穴がある。
大塚は翔吾に、スパーリングで倒されている。次郎さん直伝のインサイドアッパーの不意打ちで。だからこのリングで翔吾を倒し返さねば、大塚はこの先へは、つまり世界戦には臨めない。このまま持ち味のヒット&アウェイ、華麗なアウトボクシングで翔吾に判定勝ちしても、大塚は世界ランカーとしてのプライドを取り戻せないのだ。
そこまで読んで、翔吾は大塚を誘う。1度ダウンしたのも、その伏線。敢えて倒れる必要もないのに、相手を誘うためにダウンをすることは、稀にはある。さらに罠をしかける・・・。
だが、大塚は、その誘いに乗るだろう。翔吾、2度目のダウン、3度目のダウン。いよいよグロッキーになった翔吾を見て。大塚、最後は勝負をかけざるを得ない。それが世界ランカーの矜恃というものだ。
しかしそこで待っているのは、キッド直伝のキドニー打ち、ボディフックだ。
大塚の渾身の力をこめたフィニッシュブロー、左のフックを、翔吾、キッドとのサーフィンで体得したダッキングで柔らかくかわしたその刹那、港湾作業で鍛えた体幹の強さ、大塚より一回り大きい、次はいよいよ仁さんと同じウエルターに階級上げという身体から、ウエイトのタップリ乗った左ボディフック、一閃・・・。
・・・大塚は、また倒される。悶絶KO。
明日以降、そんな展開を予想しておりますが、ナニカ?
ちなみに仁さん直伝、必殺のクロスカウンタはまだ出ませんよ。翔吾、まだサワリしか習ってないんだから。それとこのパンチは練習しようがないパンチ、というワケなので。
しかしなあ。小説だから仕方ないけど。こんなふうに秘密練習で体得したスペシャルパンチ1発で起死回生の逆転劇、という展開じゃあなあ。それこそ翔吾は「チャンピオンの中のチャンピオン」にはなれないんじゃないのか。なので、もしこの展開であれば、チョット納得がいかない。
こういう勝ち方で進んでも、その先の展開、つまり小説としての余韻というか、なんというか、この先、翔吾はこんなふうなボクサー人生を歩むのだろう、と読者に含みのあるナニカを想起させる点で・・・。
沢木さん、ソコ、なんとかしてくれませんかね。
実戦、左ボディフック1発で悶絶KOのオミゴトすぎる見本はこんな感じ。
内山選手、ホントにスゲーな。
再起も良し、引退も良し。他人がどうこう、口を挟むようなことではございやせん。
水平尾翼の徹底補修作業開始(展開に納得がいかないⅡ) ― 2016年07月26日 12:57
グランドピアノを養生して(マットとコンパネを乗っけただけ)、、、
タワーを建ててピアノ上の天井断熱材を施工、、、
自作仮設キッチンの上にタワーを移動して固定して、、、
キッチン頭上のパネルを施工、、、
DRをストリップにして車検整備、、、
25B、水平尾翼修理に取りかかる。「キノコ」が生えているっ!!。
オレの25Bはキノコのホダ木になってもうた・・・。
ネットで「キノコ」について勉強した。キノコ=カビ=真菌=次亜鉛酸ナトリウムで除菌可、ということだが、木がダメージを受けてしまう。真菌の生育条件である「酸素」をウレタン塗膜で遮断する他はない。まずは腐れ部分を削ってスカーフとって補強木材を接着する方向で検討。
しかしですね、キノコ=カビ=真菌は偉大なる働きをしているのです。彼らの仕事は、木を土に還すこと。もし彼らがいないと、森は枯れ木だらけになってしまう。なので真菌君にしてみれば、一生懸命、25Bを土に還そうと働いてるわけで、究極、自然の摂理である。
だがオレの目の黒いうちは、この機体を土に還してなるものかっ・・・とそういうトコロ。
ドイツ時代に前オーナーの若造二人組が施工したのであろうFRPもこのような状況。
深夜、猛然と水平尾翼の塗膜を削り始める。モウモウたる削粉煙に包まれる我がハンガー・・・。
さすがに翌日は戸外で。
AM2時間、午後3時間+α。延々6時間かかって、1日で削り終えた。M田師匠並みの削り速度に挑戦してみたが、めちゃくちゃ疲れたのでもうやめる。とても無理。
凹みにパテを盛る前に、ドープを1回塗って木を「シメ」る。
パテ入れ。
パテ削り。
採寸して羽布のカット。
載せてみる。
工場にドープを調達しに行ったら、M田師匠「古いの少し残ってるから缶ごとあげる、まだ使える」ということで缶ごともらう。BAJAに積んで持ってきた。
そのドープ塗り。何度も繰り返して。
その後、羽布張り完了。ドープ塗りから丸1日かかった。
カムロックをはずして・・・
カウルを削る。だいぶ痛んできたので、再塗装。
夏空が広がる。
ステキなキュムラス。Ka6、Ka8あたりの古典機で、上昇気流と戯れたい。そんな気を起こさせてくれる、夏空と積雲の風景・・・。
夕暮れと鉄塔は少年の日の心象。
心象風景Ⅱ
「春に散る」
大塚のフィニッシュブロー、フックの左右ははずしましたが、その他は概ね予想どおりの展開でした。
なので展開に納得がいかないっ!。 週末2日、サーフィンやっただけで身につけたという左ボディフック1発で大逆転勝ち、ちゅうのは・・・・。
なんだか大塚選手が可哀想になってしまう。深く感情移入。そりゃ翔吾は主人公だからいいけどさ。脇役の大塚君の、その後のボクシング人生はどうなるのよっ!。
ここへ来て話がさらに急展開。つぎは翔吾、ナント世界戦だ。ここで翔吾が繰り出してKO勝ちするのは、仁さん直伝のカウンタストレート以外にない。
しかしそれと平行して仁さんに異変が・・・、ハートアタックの持病の兆候、ストーリーのエンディングが近づく予感・・・。
翔吾の世界タイトル奪取と佳奈子との結婚、そして仁さんの人生の終焉・・・。
翔吾と佳奈子さんは、仁さんの遺影を持って、渡米。仁さんゆかりのLAで、新生活を始めるのだろう。彼女は映画の勉強、翔吾はボクシングの武者修行。
チャンプの家に残されたサセケン、ジローさん、キッドの3人は仁さんを偲びながらも、請われて真拳ジムのトレーナーになる。ということは、かつての翔吾のライバル、大塚選手の育成にかかわるわけだ。
天賦の才のある大塚に、この3人のトレーナがつけば鬼に金棒だ。大塚はスーパーライトで世界のベルトを奪取する。翔吾はその知らせを、遠くアメリカの地で聞く。だが翔吾はウエルターに転向したので、この両雄がリングの上で相まみえることは、もうない・・・。
ハッピーエンドのようであり、ビターエンドのようでもあり・・・。
問題は・・・・。
サセケンの3段ジャブ、ジローさんのインサイドアッパー、キッドのボティフック、そして仁さんのカウンター。
もう、その後がないじゃないかっ!!!!・・・ということ。
翔吾の初防衛戦はどうなるんじゃっ!!!
まあ、そこまで行かないで、ストーリーは終わるんだろうけど・・・・。
サミシイ・・・。この小説が終わってしまうのは・・・。
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