ハンガー作業本質論=「デトックス」2016年08月18日 12:02

「25B」という観点から言えば、「修理」である。「W3」という観点から言えば、「(車検)整備」である。
 しかし25BもW3も単なる所有の客体に過ぎない。所有の主体は「ワタクシ」である。取りあえずプライオリティが高いのは、「家族」であり、その者どもを日々養っていかねばならない以上は、家長としての「ワタクシのフィジカル&メンタルの健康」である。
 その「ワタクシ」という観点から、連日、ハンガーで朝から晩まで、立ったり座ったり、炎天下の室内で動き回って大汗かいて作業をすることの本質とは何ぞや?と自問したとき、その答えは「デトックス」に他ならないのだ、との結論に到達した。
 なにしろ連日、3Lくらいの麦茶を飲み、それを全部汗で流すのだから。健康的であること、この上ない。
 逆に言うと、事務所でデスクワークしている時間は、おそらく相当なレベルでその瞬間瞬間に「衰えている」「毒素をため込んでいる」ということになるのだろう。クーラーの効いた室内で椅子に座って、フィジカル的には楽ちんこの上ない環境であるが故に。

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削る・・・

削る・・・

削る・・・

削る・・・

見上げる・・・

マスキング

パテ作業

磨く

汚れる

木工道具

工場から拾ってきた木材を3700円の中華ベルトサンダーで加工する。

疲労困憊した夕方、飛行場にてG109Bを見上げる・・・・

羽布張り5時間

W3車検整備

カウル補修

エポキシ&FRP作業

接着

疲れて作業に嫌気が差すと、気晴らしに飛行場へ。皆さんワラワラと飛んでます。

シャチョー。

ご来客多数。ピアノ友達、バイク友達+その娘、モーターグライダーの教官。皆さん、脈略なくおいでになります。

AZくんは10年振りにピアノ界の住人としてカムバックしました。
極ちゃんは軽ワゴンに300マンエンのカワサキH2を載せ袖ヶ浦サーキットでタイムアタックをしています。
直美教官はKSR110を駆って北海道ツーリングにチャレンジとか。

注)それぞれ面識はありません。

サフのガン吹き

マスキング


水平尾翼と主翼と胴体とカウルと木工作業とW3の整備と大工作業と、平行してやっていくのでヒマというものがない。隙間なくアレコレの作業を詰め込んだ、7日間の夏休みであった。

外国(観光)旅行にも温泉にも飲み会にもグルメにもアルコールにも全く興味がなく(というよりどれもかなり苦手)、映画も観ない、コンサートも行かない、飲み会にも参加しない。街は、好きになれない。人混みも嫌い。

 しかし最近になって、そのことを肯定できるような気がしてきた。これはこれで、我ながら個性的な時間の使い方ではあるな、と。