炎暑続くⅢ ― 2018年07月24日 15:14
旅の終わりに。
別にツーリングに行きたい、バイクで走りたい、というワケではなく。
自分はまだ、この炎天下、土日往復1000Kmのツーリングに耐えられる
バイク乗りなのかどうか。そのメンタル/フィジカルの性能を維持できているのかどうか。それを確認するために。
********************************************************
早朝3時半起床、4時半発。東名道、由比PAにて
浜松ICからR42へ。外気温36度、DR650SE。
突き抜ける夏空の下。
太平洋を眺める昇り坂、伊良湖岬へ。
鳥羽フェリー埠頭
例年恒例、聖地巡礼
この場所に眠る後輩に、合掌。Tっつあん、この夏も、オレは来たよ。
40年前と何も変わらない。
この川の水を温い!と感じるほどの炎天 年に一度訪れる秘密のスポット
蝉の声
瀬音
微動だにしない山
バイク2台だけ置けるスペース。軽でも4輪は駐車不可。バイク乗りの特権
知多半島を走る。
学生時代のバイク仲間との、夏合宿に参加。三重県は尾鷲まで1泊2日1000km。
後輩達の多くも40台半ばから後半になった。かつて少年のようだった後輩諸君が、いつのまにやら父親っぽくなって、4輪で連れてきた子供らの面倒を見たりしている。
自分の経験から言って、何ごとかをなし遂げるのに一単位10年はかかるとすれば、40台半ばから後半、という人生の時間帯は、最後のワンチャンスに賭けるか、賭けないか、その選択を迫られる年代という気がする。
10年前の自分と重ね合わせ、彼らもまた彼らの人生の中で今、一番厳しく、苦しく、悩み多い時間の中を生きているのだろうか、などと考えていた。
自分のために闘うも良し。家族のために諦めるも良し。別に何かをなしとげよう、なんて考える必要もないし。それぞれの決断に対して、他人の評価なんて、無用のものだ。
自分はその10年が過ぎてしまったので、あとは終活である。
タマラン。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。