海と人2012年08月10日 19:43

意見や評価や、要するに主観的なものを全て捨象して、「動かしようのない客観的事実」だけを見つめて、それらをつないでいけば、モノゴトの本質が見えてくるような気がする。

僕の遠い祖先はこの海から生まれた。

僕の体液の組成は海水の成分と類似している。

海には無尽蔵の食糧がある。

海の果ては、いつも人々の探検心をかき立てた。

荒ぶる海で多くの祖先たちが波間に沈み、死んだ。

止めどない潮騒を聴いていると沸き上がる、喜び、懐かしさ、憧れ、感謝、恐れ・・・・。そういった様々な感情の淵源は、きっと、「海と人」との関わりを覚えている、僕の中のDNAだ。

 「都会に住み、PCのキーボードを叩いて得た貨幣で、食糧をコンビニからから調達して生きている」

 そういう「営み」は、「生物」としては異常なのかも知れない。その異常性は「年間自殺者3万人」という、現代の日本がかかえる厳然たる事実と、どこかでつながっている。