DIYの本質2020年10月08日 13:48

DIYの本質とは、自分の中に「リファレンス」を創っていく、ということなんだろうな。

ただ、見たことある、とか、知ってる、ということではなくて。

実際に、自分の手足を動かしてやってみて、これはできる、あれはできない・・・あれは簡単だ、これはムツカシイ・・・。
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この紙切れ1枚をもらうために、9年という時間を要した。
いわゆる「建物完成検査済証」。
(ちなみにこのペーパーがないと建物の登記ができない)。
法的な意味での、我がハンガーハウスの完成。

原設計図にだいぶ変更を加えてしまったので(図面にないロフトを作っちゃったり、浴室作ったり、ピアノ床を15㎝下げたり)そのへんをどうやってクリアしたらいいのか。

完成検査の申請書類の書き方とか、完成検査を担当するお役所との事前折衝とか、改造部分を法律上許容される「軽微な変更」の範囲内に納めるためのテクニックとか、換気計算のやり方、とか。今回もいろいろなネット情報のお世話になった。

先人の労苦と、その情報をネットで公開してくれていることにココロから感謝したい。
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9年前。2011年5月。
業者さんに依頼してコンクリ/ベタ基礎の施工。

同じくフレーミングと屋根工事も工務店担当。
だから、これらの作業をもし自分でやったらどんなふうに感じるのか、それは永遠に謎だ・・・。自分の中に、リファレンスがないから・・・。

その先は全てDIY。引渡しを受けた、何もないコンクリ床の部屋にテント張って寝泊まりして、夜はピアノ弾いたりオーディオ聴いたりして暮らしていた日々。自作お風呂は露天だった。

タワーを買って壁面塗装からDIY作業開始・・・

それから9年。床を少しづつ作って。トイレ、次にキッチン、それから断熱材、ロフト、浴室、ストーブ廻りetc。総重量3トンくらいの材木を運び込んで組み立てた計算になる・・・。

そして、家を一軒、自分で作るってことが、どういうことなのか、よーーーーーーーーーーーーくわかった、、、、、。

ということで先日、完成検査を所轄するお役所から、検査官が来訪。無事、合格の運びとなりました、、、。

これから11月末にかけて、
・自分のメディカル(航空身体検査)
・25Bのトラポン装備/機体改造/耐空検査
・自分の特操審訓練

・・・と続く。

断熱材施工までは終わったが、内壁/天井の施工、最終仕上げはまだまだこれからだ。全部できあがるのにあと数年はかかりそう・・・。

あまり根詰めてやると疲れるので、ときには強制的にこれらの作業から自分を隔離せにゃならん、と思う。

てなことで10月末には乗鞍温泉にバイクツーリングの予定。
のんびり、ゆっくり走ってきます。
たまにはオールペンが終わったJA22Wで参加するのも良いかな。
ずっと遠乗りしてないから。

たまらん。

コメント

_ かっしい ― 2020年10月08日 17:15

完成おめでとうございます。
完成祝いの予定は? 、、、(⌒0⌒)/~~

しかし今まで未完成だとは思わなんだ。
いや、完成とはどういう事か?何をもって完成としたのか?、是非とも定義を明確にして頂きたい。
更に、完成後の抱負について、伺いたく。

_ HANGAR W3&25B ― 2020年10月08日 18:41

定義は、ないですね。家を作っているんじゃなくて、自分を作っているんだから。完成後の抱負は、「次のことをやる」。それだけですかね・・・。お祝いも特にナシです。

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