「14戦5勝9敗6浪」2022年02月24日 14:02

実機/RC大先輩の機体。40ccガソリンエンジン搭載タイガーモス複葉機。大先輩のご指導を受けながらRCフライトの練習。

不調のエンジンをテストベンチにて調整。小さいのはむしろ神経質でムツカシイ、、、。かなり苦労した。

テキサンT6のOS/FS-52を20年ぶりくらいに取り下ろし整備して、、、

これもベンチ調整。こっちは快調。

各機ともスロットルカーブの修正とか、プロポ側の設定をいろいろアレンジ。

エクストレイルは新車購入後、13年10万Kmを経てオーディオが故障し(電源入らず)、交換することに。

ついでにスピーカー(4個)も交換。右側、旧ノーマルSPはマグネットがショボい。これに対して左が新型でマグネットがゴツい。コーンの駆動力に歴然とした差がありそう。

ついでにデッドニング。
ブチルゴム+アルミシート材を調達(この部材は相当に重い)。
このドア裏の樹脂板は分厚く、立体的でリブ構造なども多用されており、かなり堅牢。それほど防振する必要はないと判断した。
https://youtu.be/qPkKO6oFAGU

他方、外板ドアは鉄板薄板でペナペナ。やっぱしエクストレイルは大衆車なのでこういうところがショボいのは仕方ない。よって裏側にデッドニング材を大面積で張ったところ、効果はテキメン。
https://youtu.be/H9gvWcMUnCg

ドアの内張材は相当にビビリがあるのでこれも取り外して裏側にデッドニング材を張りまくった。

ドア4枚をこんな感じでデッドニングしたので相当な労力を要し、2週末、延べ15時間くらいはかかった。

しかしてその効果は!!
ドアを閉める時の音が従来の「ぺしゃん」という音から、高級ベンツみたいな「ドムっ!!」という低く重い音になり、さらに走行中の車内ロードノイズも激減して、さながら「深海を進む潜水艦」のような静けさになった。モチロン音響もバッチシ。
*作業者の主観に基づく意見であり、若干、誇張した表現が含まれます。

その他ハンガー作業。
15年使ったエアホースリールがエア漏れしたので交換。

ホースを交換すれば、取り外した旧型もまだ使えそう。欲しい方はご連絡ください。捨てないで保管してあります。

工場にて。
ひたすらにピストンのカーボン落としをする若者。



バルブシートのカッティング作業。

ハンガーでは無線基地のワイヤーアンテナと干渉する隣地竹木を大規模に伐採。

ついでにジャングル状態だった雑草を大規模に伐採。この隣地境界の基礎ブロックが姿を現すのは5年ぶりくらいだ、、、。

ガンバリ過ぎて手挽きノコが折れた。

V/U帯3バンドGP+HF帯用ワイヤーアンテナの遙か上空には渡りの鳥たち、、、。

オシゴトで三保飛行場へ。

大量購入したハンガーハウス内装用の木材が4トントラックで届く!
激安杉板無垢材。

「車上渡し」につき自分で荷下ろし。300Kg弱ある。

ハンガーに運び込みます。降雪でヒンヤリしてるのに大汗かいた。

板かついで脚立登って原寸で採寸して、1枚1枚カットしてサイズ調整。

その最初の1枚を試し張り。1枚張るのに脚立上り下り6回。12本のビスで固定。ボンドは使わない。屋根裏の雨漏りなどに備えて、いつでも取り外せる仕様にした。

脚立作業は結構怖い。ワタシのカラダを小型軽量に作り、かつそこそこのバランス能力を与えてくれた父母/神様に感謝。BMI=〇〇以上の人だと、こういう作業は無理でしょう・・・。

相当、気合いを入れてやってます。

顧問先の某社シャチョー「M田のアニキ」(年下だが)からプレゼントしてもらったターボファンを稼働開始。室内暖気を循環させる。効果大なり!

25BでX-Country練習フライト。筑波山~真壁滑空場~明野場外~筑波サーキット。




飛行場にて。
高級ファルケ登場。関宿滑空場から飛来。

JA22Wはスキーシーズンに備えてスタッドレスに交換。

トルクは100ニュートン。

「ピアノ弾き方動画」作成の準備でPA環境を整備。ユーチューバーデビューは近い・・・?

同じく。PAアンプのファン音がうるさく、動画にノイズが乗るので、その辺の対策。

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早、梅の散る3月である。
そろそろ受験シーズンも終わる頃、だろうか。

早々と推薦で進学先が決まった人がいるだろう。
受験を経て、現役で進学した人もいるだろう。
あるいは入試で思う結果を残せず、臥薪嘗胆を誓って浪人する人もいるだろう。

下の学校から上の学校へ、現役や推薦で進学できた人は、合理的で無駄がなく、次の新しいフェーズを存分に味わえる、という利点があるだろう。

浪人した人はスンナリとは次のフェーズへ進めず、今後1年なり何なりの時間を、自分の性能をより高めるための苦しい時間帯として費やすことになるだろう。

では推薦・現役・ストレートというコースは、良いことずくめなのか?良くない面、不利なことは何ひとつ、ないのか?
 あるいは、浪人することは、時間や予備校費用etcやらのロスでしかない、ただそれだけのことなのか?

そんなことはあるまい。

森羅万象、世の中の全てのモノゴトには、両面、他面、多面がある。
あらゆることに反対側の意味や価値があり、そしてその両者は必ずや均衡するのだ(・・・と、とりあえずは措定して良いように思われる)。

推薦・ストレート、というコースを辿った人は、「受験」というものがどういうことなのか、それを知らずにその後の人生を生きることになる。
 現役で進学した人は、「浪人」という状況がいったいどのような状況なのか、どんな心理状態になるのか、それを一生、知ることなく生きていかねばならない。それは事実である。

人は、経験したことしか、真の理解はできない。
経験していないことは、想像するしかないのである。
しかしそれはあくまで「想像」であって「事実」の「経験」ではない。

ことに受験というものは、真剣勝負であろう。
浪人生活は、その真剣勝負に一敗地に塗れた後、再び闘うまでの苦しい時間帯である。

だから、全ての浪人生に伝えたい。
君たちは恵まれている。
再チャレンジのチャンスを与えられているからだ。
1年間、ひとつことにジックリ取り組む、という経験を得ることができるからだ。そして受験という真剣勝負を複数回、経験することができるからだ。
それらが今後の君の人生の糧にならないはずがない。

全ての推薦進学者、現役合格者に伝えたい。
君たちは、受験という真剣勝負の経験がない、という「ハンディ」を負って生きることになるかも知れない。あるいは「浪人」という経験を知らないことが、同じく、君にとってハンディになる場面に遭遇するかも知れない。
それは、覚悟しておいたほうが良い。

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2月の極寒の朝。
吐く息も白く。
かじかむ手に、受験票を握り。
キャンパスはもの凄い数の受験生で溢れかえっている。
あちこちから地方の受験生の「方言」が聴こえる。
北は北海道から。
南は九州から。
去年合格したOB達があちこちに集まり、自分の学校の後輩受験生に
エールを送り怒鳴り声を上げている、、、。
熊本県立〇〇高校ガンバレーって、地元の有名進学校じゃねえか、、、
あっちには、函館〇サールのノボリが立ってる、、、。
オレ、ここ第一志望なのに、滑り止めのヤツもたくさんいるみたい、、、
こいつら全員、今日、オレのライバルなのか、、、。
オレ、ダイジョブか?
オレ、来年もまた浪人なのか?
また、苦しい1年が、続くのか?
自分の中の、弱いキモチと。
いんや、オレは負けない、という強いキモチと。
負けないだけの修練は、積んできた、という矜恃と。
あの日、見た聞いた味わった、風景と音と声と雰囲気と恐怖と。
それを忘れることはないだろう。

私の通算戦績は「14戦5勝9敗6浪」である。
現役    2戦全敗
1浪    6戦4勝2敗
司法試験 6戦1勝5敗

その14戦全てが真剣勝負であった。
思えば、敗戦の多い人生であった。
浪人生活も長かった。
しかし今、それを恥じることは、ない。

大学の4年間、バイクに乗って楽しく遊び暮らしたけれども、今となっては、その日々を思い出すことは、もうほとんどない。
 
還暦をとっくに過ぎて、いまだに繰り返し鮮明に想い出すのは(悪夢も含め・・・笑)、悪戦苦闘の連続だった「14戦5勝9敗6浪」の日々たちのことである。それが自分の「青春」だった、ということなんだろう。

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しかるに。
井上尚弥は、22戦22勝19KOなんだよ・・・。
なんだとーーーー。
アリエナーーーーイ。
ズルいよね、、、。

たまらん。