またひとつ、小さな「託されモノ」2018年11月08日 18:32

15年ほど前、陸単から上滑/動滑への移行訓練でお世話になった金子教官がフラッと来訪。ナント「エンヤ09Ⅳ型」の新品をプレゼント!していただきました。ネコさんはかつて、小職の「プレーリー号」の搭載エンジンを一瞥するや「Ⅲ型・・・」とつぶやいた、筋金入りのエンヤエンジンマニアです。

そのエンヤ09Ⅲ型(昭和40年代)の箱(右)と、今回いただいたⅣ型(平成)の箱(左)を並べてみる。ただ、モノをいただいたワケではありません。このエンジンにふさわしい機体を作って、飛ばす・・・という行為まで含んで、「託された」ということになります。それなりに重いものがあります。

ちなみにこのエンヤ09エンジンは品薄で、市場ではもはや入手困難です。

25Bのほうは、高度計とラジオ、ベンチチェック終了です。

エルロンを取り外して整備

主翼のチェック、整備。

5層仕様の高級自動車カバーで、「もっとも大きくて安い」車種のものを購入し、こいつを切り裂いて布を作ります。

切り抜きました。

25Bの機体カバーを載せて実寸で採寸します。

ミシンで縫い合わせ。てな作業を毎週末、繰り返し、3か月かかって機体カバー全体が完成しました。

25Bの耐空検査も近いが、ジムニーの車検も近い。車体下に潜り込んでアレコレとチェック。

同マフラー部。

秋の空のハンガー

夕日に3バンドGPが映える。

日本で最も美しいと言われるG109B。荒川号。

日本で最もポンコツと言われる我が25B。

タマランです。

忙し過ぎる。2018年11月20日 18:24

耐空検査整備で使用する各種ケミカル類

深夜まで作業

各部点検、グリス/オイルアップ

我が25Bはクラブ序列最下位なので、なかなか航空整備士「さんちゃん」が来てくれない。度重なる予約キャンセル、予定変更の末、ようやく作業開始・・・の図。

キャブダイヤフラムチェックの結果、交換することに・・・

さんちゃんファイバスコープを持出し、点検の結果、水平尾翼にダメ出し。

水平尾翼フロント金具のカン鋲の状態をスコープで観察。

三田大明神、当ハンガーにご降臨あそばし、久々に三田節炸裂。「25B、来週出すんでしょっ!!オレやるから、浅尾さん、エレベータはずしといてっ」 小職「へいっ。」

「・・・」

「・・・」

旋盤挽いて、スペシャル工具作って。いつものコトながら三田さんのスゴ技を目の当たりにし、感涙止まず・・・。
早くも復旧作業。

もうフタされちゃった。

他方、ハンガー庭がここ10年の整備怠慢の結果、スサマじく凸凹に。凹み部分に割り箸を刺してマーカーとする。

仲良くなった隣地のお兄さん(建築業の方)からビールと交換で砂をひと山、購入。これで1回、約100Kgくらいか。ヒーヒー言いながら運ぶ。

モグジーからいただいたトレーラに載せて砂運び&穴埋め。朝から夕まで20回くらい砂搬入、2トン近い砂を運んでは穴ボコに埋めた計算。11月も半ば過ぎというのに汗ダクだ。

ジムニー整備。後輩君からもらった冬タイヤに交換、車検近し。

25Bカウルの部分塗装も。

シゴトが辛くなると、飛行場にて休憩。グッタリ。

少し元気になったので、係留環の掘り起こし作業。

藤沼教官との、カップ麺とお茶の差し入れ、ありやとやす。
55YM村田シャチョーとの、うなぎパイごっちゃんです。

タマランです。