ソローと長明 ― 2014年01月17日 17:27
R25にてホールドショート。グライダーの着陸を待つ。
遙か上空にフェーンギャップのような雲が流れていた。
真冬の暮色に包まれつつある、クラブハウス。
下張りは赤松24㎜合板。そのうえに16㎜無垢板を張る。
厚さ40ミリに至る無垢板のトイレ床は贅沢かもしれない。
「終の棲家」
自分が最後に住む家をどうするか。それはひとつの問題だ。
ヘンリー・D・ソロー「森の生活」(佐渡谷重信訳)46頁曰く、「まず絶対に必要なことは、住居はなるべく手軽に造られるべきだということ」。この趣意には無条件で賛成したい。
もうひとつ、鴨長明の方丈庵。最低限の起居生活部分と仏教書を読む経机、そして琵琶と琴だけで構成される。シンプルで美しく機能的かつ芸術的。
但し建築材料は吟味したい。一般の住宅では、内装を1ロール5000円くらいの断熱材、サブロク尺1枚420円程度の石膏ボードetcで仕上げるが、そういう手法は取らない。
できるだけ合板ではなく無垢板を使うのは、夏、湿度の高い日本で、木材本来の持つ吸湿性を発揮させるため。無垢材はまともに買うと高いが、幸いにも近時では「B級品無垢板ドットコム」のようなネットサービスが多数あるので大いに利用している。日本人は見映えを気にするのか、多くの人が「フシなしA級品無垢板」を所望する。そのおかげで小職は格安B級品の恩恵に預かることができる。世の中持ちつ持たれつ。木材としての機能は全く同じなのだからフシのあるB級品でもなんら問題はない。
できるだけ合板ではなく無垢板を使うのは、夏、湿度の高い日本で、木材本来の持つ吸湿性を発揮させるため。無垢材はまともに買うと高いが、幸いにも近時では「B級品無垢板ドットコム」のようなネットサービスが多数あるので大いに利用している。日本人は見映えを気にするのか、多くの人が「フシなしA級品無垢板」を所望する。そのおかげで小職は格安B級品の恩恵に預かることができる。世の中持ちつ持たれつ。木材としての機能は全く同じなのだからフシのあるB級品でもなんら問題はない。
日本の湿潤な気候と、生活・建築資材としての木材は、切っても切り離せない。古代の石室墓所が多数発掘されていることからすると、時の権力者は石組み建築の技術を保有していたと思われる。
しかしながら、その権力者が最も大切な国家の宝物を保管するのに選んだのは、石作りではなくて正倉院宝物殿という木造小屋である。その判断は正しく、エアコンのない古えの時代からの重要な宝物が、1500年の時を経てその姿を無事、現代に伝えている。この事実は否定できない。
人が季節に応じて着替えるように、季節に応じて臨機応変に衣替えできるような家が理想だ。現代の「高気密・高断熱」住宅は、さながら
真夏の炎天下に宇宙服を着て内部に冷気/冷水を循環させる、という発想と同じように思われる。
雨水をタンクに貯めて、太陽光発電の電力で12vor24Vポンプを駆動し、屋根に耐熱塩ビの配管を敷設して水を流して冷やしたらどうか?などとアイデアは尽きない。
いずれにせよ「猛暑・炎天」は7月中旬から9月上旬までのわずか2か月の問題に過ぎないし、冬の寒さは12月中旬から3月上旬まで。
要するに夏冬以外は「何もしなくても相当に快適」なのが日本の気候である。無垢の木材を大量に使って調湿すれば梅雨の湿気も大丈夫そうだ。通気の悪い押入れを造ったり、壁紙とかを張るからカビが生えるのではないだろうか。
そんなことを考えながら、たぶん自分の「終の棲家」となるであろう家を造っている。
いずれにせよ「猛暑・炎天」は7月中旬から9月上旬までのわずか2か月の問題に過ぎないし、冬の寒さは12月中旬から3月上旬まで。
要するに夏冬以外は「何もしなくても相当に快適」なのが日本の気候である。無垢の木材を大量に使って調湿すれば梅雨の湿気も大丈夫そうだ。通気の悪い押入れを造ったり、壁紙とかを張るからカビが生えるのではないだろうか。
そんなことを考えながら、たぶん自分の「終の棲家」となるであろう家を造っている。









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