「足」 ― 2014年11月21日 19:35
ZEPでハンガーin
羽生滑空場の整備主任、小林さんご来訪。塗装用毛羽立たないウエスなどいろいろ頂戴いたしました。ありがとうございました。
草刈りは無私になれる作務
DRのオイル交換。今期もご苦労様でした。
夕日に向かい、今日1日と、明日を想う。
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日付変わりまして、ナゼか平日木曜日に山行。「関東のナンガパルパッド」と言われる(ウソ)「百蔵山」へGO。
深まりゆく秋・・・。
先行する旧友AZ君。この時、小職はすでに心臓バクバク、汗ダラダラ、完全に息が上がってる状態。昨晩、ジムで軽く心肺系負荷運動をしてはいたのだが・・・。登山は過激運動、中高年の突然死はよくある話。
やや曇天。晴天ならこの方角に富士山が見えるとか・・・。
AZ君、お腹減ってるのはワカるが、お湯はまだ沸いてないよ・・・
相変わらず左利きのAZ君。1ヶ100円のマッシュルーム入り高級ハンバーグにパルメザン+追加のトマトケチャップだ。登山の昼飯ほど美味なるものはない。身体全体が激しく食い物を要求する。
これがホントのカップラーメン。
熱いお茶をすするAZ君。
下りも速いAZ君。高校の時はワンゲルの部長だからね。足が長いのもズルい。待ってくれ~。
「足」
この山道を行くのに、車では無理。オフロードバイクでも無理。マウンテンバイクでも無理なところが多々ある。
結局、自分の足でしか行くことができない。人間の足は、山道の上り下りに、とてもフィットしている。この山道を行くには、歩く以外の方法はなく、かつ、この山道を行くのに一番便利なのは人間の足なのだ・・・
・・・と掘り下げてみると、人間の足というものがもっとも活躍する場面とは、登山道の歩行であり、登山道においてこそ、人間の足はその真価を発揮する、ということがわかる。そこでは車もバイクも役に立たない。
これを換言すれば、人間がその与えられた「足」という機能に最大限の活躍の場を与え、その性能を使い切るためには、登山道を歩く、という行為がどうしても必要、ということになるのではなかろうか?。
自分の足で森や里山を徘徊するのは、産業革命以前の時代では当たり前であったし、現代でも、都会から離れた暮らしであればそうである。先進国でない国々では自分の足で歩くのは現在でも当たり前。
「現代の」「先進国の」「都市生活者」だけが、「足」という機能の本来の使い道を忘れている。むしろそれが「例外」で、特殊なこと。歩かない、ということは「異常なる不作為」のように思われる。
私は、自分の足でも頭でも指先でも、なんなでもかんでも、最大限の活躍の場を与えたい。その性能を使い切ることが本望と想われる。そうしないと、その本来の機能はどんどん衰え、廃されていくからだ。
「摂理」様は本当に恐ろしい。「使わないなら、取り上げますからね」とばかりに、ばっさり遠慮なく奪っていく。奪われたくないなら、使い切るしかない。
宇宙ステーション生活で長く重力から解放された飛行士が地上に降りると、自分の足で自分の体重を支えることすらできなくなってしまう。「現代の」「先進国の」「都市生活者」はその姿に似る。ただ、多くの人はそのことに気がつかない・・・。
・・・などとムツカシイことを考えるまでもなく、旧友との山行はただただ楽しい!。そしてご飯が美味い!。これに尽きますもんで。
AZ君、またヨロシクね。
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この短い山行の間、たびたび脳裏に流れた1曲
Old friends, old friends,
Sat on their parkbench like bookends・・・
Sat on their parkbench like bookends・・・
(by S&G)
僕たちもいつか、そんなふうに公園のベンチに座るのだろうか。ブックエンドのように・・・。
そういえば、この曲で始まり、この曲で終わる小説があります。三田誠広さん、「永遠の放課後」。読後感、爽やかです。音楽好きの人にオススメ。
アーティストふたり ― 2014年07月28日 18:08
師匠のM田さんが羽生滑空場へ機体修理の確認に行くお供として、運転手を勤めました。車内往復4時間近く、グライダーのこと人生のこと生き方のこと普段考えていること、そして「対象」に「対峙」する際の基本的心構え・・・いろいろなお話をする中で、この方はやっぱり根本からしてアーティストなんだ、とあらためて感じ入った次第・・・。
「ちょっと栗橋に寄ってみましょうか」とのM田師匠のお言葉により、帰路、栗橋滑空場の「読学」(よみがく)さんを訪問しました。突然の訪問にもかかわらず暖かくお迎えしていただきまして、ありがとうございました。今度は25Bで空から訪問いたします。
もう一人のアーティスト、当ハンガーの「C2」を弾く元オーナーのH岡さん。プロのピアノ弾きがインプロビゼーションで弾くときの、頭の中から指先に至るまでの(情動的な面ではなくて)メカニカル、テクニカルな部分がどうなっているのか???、という小職の根本的疑問についてアレコレと質問に答えていただき、大変意義深い夜を過ごすことができました。
アーティスティックなおふたりに接し、いろいろなことを感じた週末でした。こうした偶然の織りなす時間や機会、出会いは貴重な「人生の恵み」、大切にしたいと思っております。
(その他番外編)
唐突にも工具の整理を始めました。当地にてハンガー活動を始めて足かけ8年、これまで環境/機体の整備に忙殺されてきましたが、昨今、ようやく少々の時間的余裕も生まれたところです。
インチのミラーツールが美しい。夜、見惚れてしまった。銀梨地もステキ・・・。
現状、こんな感じ。
車検上がりのZEPを整備。次週末はこれを駆って三重県は紀伊長島まで往復してきます。
油温計のセンサー取り出しからオイル漏れ少々・・・。
アルミワッシャは各種在庫しております。ワッシャ+スリーボンド1212で問題なく処理完了。ビタッと止まりました。
先々週の出来事は以上・・・。
正負の法則 ― 2014年06月02日 14:08
「俺たちも、もういいトシなんだから、ワインディングばっかり走ってないで、ちっとは世間様並みに観光ツーリングってものをしたほうがいいんじゃないか?」・・・という趣旨のツーリングが、この数年、仲間内で企画されております。今回は黒部ダム方面。
扇沢。
黒部ダム。壮大。関わった方々の苦労が偲ばれます・・・
黒部峡谷の山々。
室堂
宿に到着
翌日。
ビーナスライン/扉峠で散開した後、ひとり霧ヶ峰滑空場へ。
ハンガーに展示されていたプライマリー/セカンダリー グライダー。
霧ヶ峰滑空場のピストと、ウインチ発航を待つASK18
「速度をあげていくと、見えるべき風景が見えなくなってしまう」
この世は全て「正負の法則」に支配されているそうです。だから、何かを得れば、何かを失う。
高速で走って目的地に早く到着しても、道行きの風景が記憶に残らないようでは、もはや「旅」とは言えない。
(番外編)
かつては東京理科大/航空部主将にして、現ピッツS-2Bオーナー兼アクロパイロットのO山さんが当ハンガーを訪問。FRPカウルをエアサンダーで削る作業を実習中・・・の図。
良いお手並みです。
小職はM田師匠やマークちゃんの作業を動画で録画させてもらって勉強しました。こういう作業を身体で覚えるのは「音」がとても大事です。
なお、板倉滑空場主催の「グライダー整備講習会/FRP作業」は大変役に立つ講座で、小職も数年前に参加いたしました。興味のある方はぜひお試しくださいまし。
先週はこんなところで・・・。
4500ft連続上昇試験 ― 2013年12月06日 14:28
話は30年前?に遡る。当時、Nao美さんやAさんはじめ多くのクラブ員が、真夏の炎天下、のべつ幕なし、朝から日没までRF5を飛ばしたんだそうな。そのため、M田師匠の青春は「リンバッハの熱ダレ」との闘い、だったんだそうな。
そんなホロ苦い想い出の故、M田師匠は我が25Bのために「ものすごく冷えのいいスペシャルバッフル板」を作ってくれた・・・。
しかしそうなると今度は、5/6月はいいが、秋冬はどうしても冷え症気味になる。で、バッフル板を甘くするのは本末転倒なので、出口のほうを塞ぐ遮風板を作って取り付けてみた、というワケ。今回はそれによって、連続上昇時のCHT/OIL-Tがどうなるか?そのテスト、である。
結果は完璧。当面は、夏が近づいたところで遮風板はずせばちょうどいいだろう。いつかはカウルフラップと閉開レバーを設置したい。
そんなホロ苦い想い出の故、M田師匠は我が25Bのために「ものすごく冷えのいいスペシャルバッフル板」を作ってくれた・・・。
しかしそうなると今度は、5/6月はいいが、秋冬はどうしても冷え症気味になる。で、バッフル板を甘くするのは本末転倒なので、出口のほうを塞ぐ遮風板を作って取り付けてみた、というワケ。今回はそれによって、連続上昇時のCHT/OIL-Tがどうなるか?そのテスト、である。
結果は完璧。当面は、夏が近づいたところで遮風板はずせばちょうどいいだろう。いつかはカウルフラップと閉開レバーを設置したい。
東京湾遠景
(番外編)
恒例、かつてのバイク友達が集合し、お騒がせ晩秋BBQ開催
先週の出来事は以上っ!
乗鞍高原 秋合宿 ― 2013年10月24日 19:38
野麦街道旧道を彷徨う...
休憩。ひとり瀬音を聴いている。静寂。
懐かしの安房峠。トンネルができて以来、廃れる一方。峠の茶屋もなくなってしまった...
白骨温泉にて外湯(日帰り湯)につかる。
静寂の散策路(一ノ瀬園地)
雲間の乗鞍岳
今晩のお宿
小職はかつて「早大ツーリングクラブ」の「4代目幹事長」だったのですが、今回参加した一番若い「現役さん」は「36代」。ナント32歳も年下...時の流れに頭がクラクラする。総勢25人ほど集合。翌日はド雨だったが、それもまた楽し...本日は以上...





















































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