炎暑続くⅡ ― 2018年07月18日 19:41
松つあんとの記憶を辿り、PC内の写真を探していたら2010夏の、とても良い笑顔の写真が見つかった。この当時の松つあん、56歳。今のワシより2歳も若いではないか。ワシも終活をせねばなるまい。そんなことを考える。そういう年齢ではある。
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主翼リンケージ・アクセスハッチ周りの修理。
アクセスハッチの裏側。ドイツ語で何か書いてある。1971年とすると50年近く昔に書かれたものか・・・
ペイントクラックを削ると板継ぎ。レゾル・シノールの赤茶が見える。こういうところは何度パテを盛っても無駄。すぐパテ割れする。なのでFRP/グラス貼り作業を行う。
同じく。但し作業範囲は常にミニマムとする。範囲を広げない。テーマは常にピンポイントでなければならない。向こう1年、この25Bが飛ぶのか飛ばないのか。そこだけ。
FRPキット。
平行してハンガー&ハンガーハウスの環境整備作業。
ここ3年ほど、やらなくちゃやらなくちゃ・・・と考えていたシャッターのアーム取付け部を3㎜アルミ板で補強。この作業だけで半日を要す。
キシラ3回目塗布を終了。これで経過観察とする。
平行してバイク関係の作業。MD30のオイル交換。
スターターギア室に「マヨネーズ」はない。よしよし。
ZEP オイル交換
ネットでバルボリンを買える時代になった。ナンテ便利。しかしその一方でお店に買いに行く手間が省かれ、足腰が弱る。
故加藤隆士教官の遺品。JMGC/20th記念Tシャツ。数日前、当ハンガーを訪れた、とあるゆかりの方から頂戴した。空を飛ぶ者として空で命を落とすこともまた、想定内とせねばならない。などと自らを戒めつつ。合掌。
45年ぶりくらいにエッチングしてみた。
FCZクリコン基板。レジストペン替わりに青マッキーでマスクして、昔と同じ塩化第二鉄溶液で。
テスターを導通ブザーモードにしてランド間の導通チェック後、フラックスを塗布。
西日本が未曾有の豪雨災害に襲われ、ボランティアさんが活躍したり。
弁護士も死刑廃止や9条守れ、とかカルト宗教からの救済活動etcをする人がいたり。
こんなハンガー作業をしながら、フト、「ワシはこんなことやってていいのかな?」と思うことも、ないではない。
しかし「人はその人の一番トンガッた部分で生きるべし」というのが小職の持論である。
動力滑空機を自分で整備修理して自分で操縦して飛び、その格納庫のメンテも自分でやってるという人は、おそらくこの日本にそうは居ないであろう。であれば、自分の一番トンガッた部分とは、よーするにソコなんだから、ワシはこれでいーのだ、というのが一応の結論なのであった。
この道を行く。
タマラン。
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